26 Nov.☺ lazy diary 15

 

やっほ~

 久しぶりに普通の日記を書く。

 最近はずっと卒論を書いているふりをしている。フリなだけで全く書けていない。教授に一度提出すると言った日から二週間が経とうとしている。3万字書くのに6000字しか書けてない。今日もゼミをサボった。サボっても卒論を書けばチャラ(だと思ってる)なんだけど書いていないからこうして日記を書いている。あと二週間少しで最終提出です。

 

 世の大学には卒論を書かないでも卒業できるところもあるらしい。うらやましい。学生生活の最後の試練だと思って頑張らなきゃいけないなと建前上は思っているけど全部嘘。そういうの全部避けてやってきたから。

 高校生の時も、部活を一生懸命やっていたふりをしていた。文武両道が基本とされていたしキャプテンとかやらせてもらっていたから、人一倍に部活も学業もやらなきゃいけなかったけど全然頑張る意味が分からなくてやってこなかった。普通に赤点取ってたし、朝練も朝起きれないから行ってなかった。そうやっていつでも甘えてギリセーフみたいなところで済ませてきた。留学を経て変わるかと思ったけどそんなことなかったね。語学学校でも出席日数足りなくて、卒業できない予定だったけどどうにかしてもらって卒業できた。(どうにかできなかったら仲良しだった先生が勝手に卒業証書作るからねとも言ってくれてた。)そんな風に、頑張りきることをせずになんでかずっとやってこれちゃってたので「ここぞの時に頑張る」みたいのが完全にできなくなった。たぶん、この自覚があるから本当は頑張りたいし、頑張るのもそんなに嫌いじゃないんだと思うけど。ずっと頑張るの理由が誰かのためみたいな感じだったからもうなんかどうでもよくなっちゃってるていうのが本音のところ。「わからんがとりあえず頑張る」ていうカードを使い果たした説もある。むちゃくちゃ頑張っていた時期もあった。本来むちゃくちゃ真面目なので。

 

 ほんで今。卒業して何になるの?という気持ちがすっごいでかくなっている。卒業後は日本語教諭になるための専門に通う予定だとうたって、就活はしていない。就活したくなかったし、やりたい仕事もないのに働くって…という気持ちもあってとりあえず仕事もらえそうだし言葉は好きだしという理由で日本語教諭になろうとしている。しかしそれになんのもなんだかな~の気持ちになっちゃってる。だって給料低いし、教員て時間外労働ばっかだし…。まあ海外で働くためには近道にもなりそうだけど。

 周りと比較はそんなにしないけど、他の人はそれなりのところに就職したり、学があったり、夢があったりして進んでいる。みんな仕事しんどそうだけど。みんな偉いな~と漠然と思う。もちろんいろんな返済がらみ、なんかのローン組んでるとかそういう決まりがある人はつべこべ言わずに働かなきゃいけないんだよというのもわかっている。もらえるかわからん年金納めて、病気するかもわからんが保険に入って、良くなる兆しのない未来のために貯金して…残った金で生活を回すみたいなの全然想像できない。もう想像しなきゃいけない段階に入ってるのもわかってるんだけど。なんだか私はずっと長生きすることとか、将来でかい家に住むとか、犬と暮らすとか子供を持つとかに希望が抱けない。たぶんずっと与えられて何不自由なく生活させてもらってきたから自分だけで立って生活するっていうのがわかってないだけなんだけど。わかっているのは、なんとなく親の世話はするんだろうなとかていうことくらい。

 コロナになって人と会って話すことが減っているから、生の情報や考え方が手に入りにくくてこうやってどんどんマイナスではないけどプラスじゃない方向に思考が偏っているんだろうなというのは自覚している。自覚しているんだけどね。SNSで見られるみんなの近況はフェイクじゃんか。特別綺麗か特別暗いものでしかなくってさ。その間の何ともないことって会わなきゃ気が付けないし、話さないし、わからない。人と会うことが何より大事だなと感じている。あんまり先の将来のこと考えても意味ないってことに気が付いたり、めんどくさくてもとりあえずやっとく方が得だよってことを教えてもらったり。最近友人たちと電話をして気が楽になった。仕事をしている人は会社の人なり営業先の人なりと喋るんだろうけど、私はずっと家族としか顔合わせてないんだよとかって思ってしまう。バイトを始めて、やっと外部が混じる生活になって自分でも明るさが戻ってきてるかもと思う。ひきこもってると本当に思考が偏って独りになってみんな変わったな、なんて勝手に思ってしまう。簡単に連絡を取れるようになったし、簡単に誰かの近況がわかる世の中だけど、生身同士が生むものって大きいなとより感じるようになった。とは言ってもこのご時世なので閉鎖されてる環境でも、声を聞ければ安心したりする、という点で電話はすごい。

 

 落ちたときは嫌でも人に会いなっていうのを親友が受け売りで教えてくれた。ごもっとも。落ちてるときに話しても相手にネガティブを分けちゃうだけだとかって思って文字を送る事すらためらうけど、友達って結構優しいから話聞いてくれたりどうでもいい話をしてくれたりする。自分の中で築いたこのバッドを誰かに壊させてたまるかよ!とか、これは俺の問題でお前が解決できるわけない!みたいな気持になっちゃったりするんだけど、全然楽になったりするんだよな~。このこと忘れないでいたいな。

 

 みんなもコロナ渦で人に会うのも難しくなってるし、わたしは田舎に戻ったからもっと会いたいときに会いたい人に会えないって状況があるけど、いつでも電話しようね~。ほんで大きな移動はいい顔されないけど、どうしてもって時は時間がなくても時間つくって会おうね。体はもちろんだけど、心が健康でいることが大切だから。

 

 あんまし将来がどうとかって考えすぎないで暮らしていたいね。とりあえず目の前のことだけこなして。だから、どうにかしてでも、どんなデキでもいいからなんとか卒論書いて卒業しろってケツ叩いてくれない?