東京と友達2


 大学へ入り、大学のサークルだけでなく他大も入れるインカレに入ってわたしの交友関係はぐんと広がった。もともと人見知りもなくどんどん友達になれるほうだけど、きっかけがないとそれもなかなか発揮できない。このインカレへの加入はわたしにとってかなり大きなものだった。きっかけは高校の時の大好きな友達がたまたま知ったから。このたまたまもものすごいんだけど割愛する。内緒ね。付き添いとして見学に行ったその場所でわたしは大好きになる人と出会う。


 音楽関係の団体だったので「好きな音楽は?」という質問から話を膨らませていく。それで話がドンピシャに合ってお洋服も素敵で絶対仲良くなりたい〜!!!と思った人がいた。その人がアユ。このブログの主人公ね。1つ上で大人で大学の先輩だ〜!というような人だった。


 アプローチかない彼女とはとっても仲良くなった。いろんなライブハウスへ行ったり、お洋服を見に行ったり、お茶をしたり、飲みに行ったりとにかくたくさん遊んだ。朝までのイベントに行ったり終電逃したり夜を散歩したり。アユと過ごす時間がと〜っても楽しかった。数えきれない覚えられないほど思い出がある。もしあのインカレに入ってなかったらと思うと怖い。彼女に出会ってなかったらもっと寂しかったと思う。もちろんあのインカレ自体にも濃い思い出がたくさんある。音楽をたくさん知ったし音楽がもっと好きになった。あの場所にいたみんなが大好き。


 それでもなんだか彼女はわたしにとって、とっても特別だった。憧れちゃうような人と仲良くなれることってあまりない。素敵な刺激もらえる人はなかなかいない。彼女にはたくさん音楽を教えてもらったし、彼女といても大丈夫なようにおしゃれも頑張った。頑張ったというか彼女みたいに素敵になりたいからもっとお洋服が好きになったし髪型やお化粧も気にしようと思えた。もともとお洋服は好きだったけど彼女のおかげでだいぶ垢抜けられたと思う。その点は本当に感謝したい。ありがとうね〜。彼女といる時の自分も大好きだった。可愛くてでも飾ってなくて自然体だった。のびのび好きなものやことに好きと言えた。そういうのもあんまりないもんね。どんどんラブレターみたいな文章になっているけど、これはラブレターだからいいの。アユ、ラブだぜ。


 今は()、遠くになってしまって(ファッキンコロナもあり)、なかなか会えなくなってしまいとっても悲しい。でもそのうち必ず会うし、昨日も会ったみたいに話すし、笑うし、時間を過ごせる。そういうわたしたち。離れて暮らしていてもどこかで気にしているし、幸せだといいな〜って思ってる。いちばん幸せにしていてほしい。彼女とはずっとハタチくらいの気持ちのまま、ゆっくり歳を重ねて大人になっていきたいな。とにかく、大好きな人と出会えて仲良くなれて幸せだったな〜サンキューね東京。アユはこれからもよろしくね。ラブよ。